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2020.03.15 相対音感のための階名唱:和音練習

さて、ここまでで「ドレミファソ」の5つの音階について感覚を磨いてきました。
「ソ」までの音階が使えると、ここで和音を作ることが出来るようになります。

このような響きのする和音を長三和音と呼びます。
何が長いのか?、というのは音楽理論の勉強の範疇になってしまうので、ここでは割愛します。

明るい印象の響きがする和音です。
「ド」の音を聴いたら、「ミ」と「ソ」を加えて、この和音の響きを頭に思い浮かべられるように練習しましょう。
もちろん、声は同時に1つの音程しか発音出来ないので、声に出して歌う時には「ドーミーソー」と歌えばOKです。

以下の音源は、最初に「ド」の音だけ鳴らします。
少し間を置いてから、「ドミソ」を順番に鳴らし、最後にまとめて和音として鳴らします。

1オクターブ内に音は12個ありますので、ここに挙げた12個が長三和音の全てです。
(もちろん、オクターブの違う音はありますが)どれを聴いてもすぐに歌えるようであれば、長三和音は完璧でしょう。
この和音の感覚は調性の感覚につながっていきます。これまでの課題と合わせて練習してみてください。