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2020.04.03 相対音感のための階名唱:オクターブの完成
和音の練習を拡大するために、残りの「ラ」と「シ」を一気に練習してしまいましょう。
これで階名が全て揃いますので、臨時記号(音階に含まれないフラットやシャープ)を含まない曲はすべて演奏出来るようになります。
まずは基本の順次進行を完璧にするために、いくつかの調性の上行形を練習しましょう。
最初4カウントで主和音(ドミソ)、その後4カウント空いて1拍ずつ上行する音階が流されます。
最初の主和音だけ聴いて一時停止し歌ってみて、その後音源に合わせて歌ってみてください。
楽譜にするとこんな感じです。これはハ長調の場合の楽譜ですが、音源はハ長調以外に色々な調性で演奏されます。
(画像を押すと拡大されます)
下降の順次進行も練習します。おそらくこちらの方が難しく感じるかと思いますので、丁寧に、音程が下がりすぎないように気をつけてみてください。
練習のやり方は上行形と同様です。このような順次進行が基本になるので、ゆっくり丁寧に練習してみてください。
続きます。