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2019.07.15 written by Kikawa 声楽家が下の親不知を抜くと歌に影響は出るのか その4

親不知抜歯記録もこれで最後。
これは3年前に親不知を抜歯した時の備忘録をまとめたものです。
抜歯するってどんな感じだろう、と訪れた方はぜひ最初から読んでいただければ。

前回
声楽家が下の親不知を抜くと歌に影響は出るのか その3



2016年4月9日(抜歯6日目)
起床。まだ痛い。
朝は必ずくしゃみして溜息をつくところから始まる。
食事の前にはロキソニン。
あまり口を動かしたり、歌ったりするのはまだ辛い。

2016年4月10日(抜歯7日目)
朝起きると昨日までと比べて痛みが弱い!
顎を動かすのは痛いけど、食事をするのは格段に楽になった。
けど、朝晩の食事前にはロキソニン。痛いは痛い。
いい加減食べないと栄養不足を感じたので、昼にはパスタとフランクフルト、夜はひれかつ丼。

2016年4月11日(抜歯8日目)
朝は例によってロキソニン。
朝ごはんにはそば。時間はかかるけど食べられる。

抜いてから1週間ということで、この日に抜糸をする。
1週間経っても痛みが残るのは、まあ仕方ないらしい。
痛み止めと化膿止めをもらう。

抜糸をしたせいで、食べ物が傷口に入るようになった。
そのせいなのか、晩御飯食べていたら久々に結構痛くなってしまって、食後に痛み止め。
結局今日も朝晩薬のお世話になる。

2016年4月12日(抜歯9日目)
朝は痛み止めを飲む。
日に日に朝の痛みは弱くなっている。今はほとんど感じないくらい。でもご飯を食べるのには痛いから、まだ痛み止めは欠かせない。

もう食べるもの自体は普通のもので大丈夫。
あまり口にたくさん入れられないので、少しずつ食べることになるし、右で噛むと傷口に触るのでまだ左だけ。
食べるのに時間はまだかかる。

歌うのは無理しなきゃ平気かな。
テクニックと体力を維持するための練習なら出来る気がするけど、自分の限界に挑んで上手くなるための練習は無理だと思う。
表現力、声量、音色など、あらゆるレンジが少し狭く感じる。音域は平気かな。
少し長く歌うとアゴの骨が痛い。

2016年4月13日(抜歯10日目)
起床。もう痛み止めは必要なさそう。
噛むのはやっぱりしばらく右で。

歌うのはやっぱり痛いなー。

2016年4月14日(抜歯11日目)
歯医者に行ったら、痛みがあるうちは歌わない方が良い。どんどん治りが遅くなる、と脅される。
あくびしたり、患部に圧力がかかるとまだ傷口が痛い。本当ならそろそろ痛みは完全になくなっているらしい。

2016年4月15日(抜歯12日目)
起床。あくびしたら突っ張った感があって少しだけ痛いけど、普通にしてる分にはもう痛みはない。傷があるな、くらいの感覚だけ。
ご飯を食べるのは痛くて、歌うのもまだ痛いので、黙っていることにする。

2016年4月16日(抜歯13日目)
通常時の痛みはこの日になくなった。
ご飯を食べるのも平気。歌うのは、ちょっと無理すると痛い。

2016年4月17日(抜歯14日目)
普通に食べたり歌ったりする分には痛くなくなった。ようやく。

2016年4月19日(抜歯15日目)
おおあくびをすると痛いけど、それさえしなければ…。
食べ物が傷口に入る。
歌うのは完全に復帰。


ということで、以上で下の親知らずの抜歯メモを終わります。

ちなみに、抜歯から20日経つと、「空いた穴に食べ物が詰まって、口をゆすぐと『四次元ポケットか!』と突っ込みたくなるくらいたくさん食べ物が出てくる」のを無表情で楽しめるようになりました。
もう痛みは全くありません。

やはり、完全に演奏に支障がなくなるというまでは2週間見ておいたほうが安全だと思います。
できれば、治ってすぐ本番、みたいなスケジュールも避けたいですけど、そうも言っていられない人もいますよね。

スケジュールをどれくらい空ければいいのかわからないという歌い手の皆様においては、参考になれば幸いです。
私の場合は少し治りが遅い方だったようです。歌わずに安静にしていれば、もう少し早く回復できるかもしれません。


あの日を振り返る。
声楽家が下の親不知を抜くと歌に影響は出るのか

あの日。
声楽家が下の親不知を抜くと歌に影響は出るのか その2

その後。
声楽家が下の親不知を抜くと歌に影響は出るのか その3