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2024.04.28 written by Kikawa 満員御礼!

「 満員御礼! 」

昨日の「英語による芸術歌曲の世界vol.1」は、満員のお客様にご来場いただき、無事に終演いたしました。

内容的にかなり挑戦的なプログラムでしたが、こうした曲を聴いていただく機会を作ることには意味がある活動だったはず…!
日本の声楽業界ですと、やはり一番演奏されるのはイタリア、ドイツの作品、それにフランスの作品が続くように思いますが、イギリスやアメリカの作品はなかなか演奏自体される機会がありません。ですので、こうした作品を紹介する機会というのは貴重な場です。

特にイギリスの作品の醸し出す、なんとも言えぬ淡い響きは日本人の感性にも非常にマッチしているように感じられ、一般的な声楽家のレパートリーとして加えられていてもおかしくないように思います。
プログラムのメインとして歌わせていただいた、「Till Earth Outwears(地球が朽ちるまで)」というチクルスは、これからもずっと歌い続けたいものです。
今回は抜粋でしたので、次回は全曲歌いたいですね!

ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
vol.2の開催にご期待ください!

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2024.03.27 written by Kikawa なんとも言えぬ儚さを

「 なんとも言えぬ儚さを 」

来月の演奏会のお知らせです。

英語による芸術歌曲の世界 vol.1



日時:2024年4月27日(土)
開場 13:30 開演 14:00
場所:コンサートサロンアルカス
(JR総武線 西船橋駅徒歩5分)

出演
企画・ピアノ 小田 直弥
バリトン 木川 翔
バリトン 正木 剛徳

チケット:4,000円(全席自由)
問い合わせ:ypmdj309@gmail.com(小田)


いつもお世話になりまくっているピアニストの小田さんの企画で、英米歌曲の演奏会をすることになりました。
一緒に歌うのはバリトンの正木剛徳さん。実は私と小田さんの学芸の後輩(私が院に入った時に彼は学部の1年生!)です。
昨年の魔笛ではタミーノとパパゲーノのコンビとして共演しましたが、私がそれを最後にバリトンへコンバートしましたので、バリトン二人と相成りました。とても素敵な歌を歌う歌手です。

英米歌曲はなかなか日本では演奏されることがありませんが、非常に聴きやすい作品が多いと思います。
ちょっと色褪せた、退廃的な空気とでも言いましょうか…。
もちろんそういう作品ばかりではないですが、イタリアやドイツ、フランスの音楽とは違う美しさを持っています。

私は個人的に英米歌曲が好きで、機会を見つけては歌っていたのですが、演奏会ひとつまるごと英米歌曲は初の試みです。
小田さんが掘り出してきた珠玉の名曲を、解説付きで演奏いたします。


年齢を重ねたからなのか、日々の勉強の積み重ねなのか、、音楽から見えてくる景色、歌詞から見えてくる景色が時間と共に深まっていくのを感じる今日この頃。
私は作曲家の作り出した世界をできる限り表現すべく奮闘中ですが、歌えるというのはなんと幸せなことなのか、と思います。

お申し込みは上記のメールアドレスをクリックするとメールが送れるようになっています。
ぜひ、新しい世界に触れに来ていただけると嬉しいです。

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2023.12.31 written by Kikawa 2023年

「 2023年 」

あっという間の年末です。
12月25日(月)には、美浜で「mu-shipクリスマスコンサート 〜もういちど 歌声を〜」が無事に開催されました。

演奏会が終わったところで、反省会を兼ねてza-danを更新しようと話していたのですが、年末にはなかなか予定が合わず…。
あまり遅くならないうちに反省会したいですね、はい。

今回の演奏会は千葉市の後援をいただき、市のいろいろな施設にチラシを置かせていただいたのですが、チラシを見てご来場くださった方がかなりいらっしゃいました。
クリスマス当日にクリスマスコンサート!
演者としてもすごく贅沢で幸せな演奏会でしたが、何よりもとてもお客様の反応がとんでもなく温かく、演奏者冥利に尽きる本番でした。

4年ぶりの再始動となりましたが、今後も継続してmu-shipとしての演奏会を練っていきたいと思います。
ご来場くださった方々、本当にありがとうございました。

今年は久しぶりにオペラに出演(しかもプリモ)し、しかも声種変更もし、その他も様々に激動の一年と相成りました。
来年もよりパワーアップ出来るように、一歩ずつ頑張って、手を動かして、頭を動かしていきたいです。
本当に、来年は正念場!!

今年もありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2023.11.11 written by Kikawa 4年ぶりにmu-shipが美浜へ帰ってくる!

「 4年ぶりにmu-shipが美浜へ帰ってくる! 」

伊藤さん、小田さん、そして木川の3人で立ち上げたmu-ship。
コロナ禍によって演奏会が中止となり、声楽の演奏会を企画することもどこか後ろめたさを感じる間に、それぞれの大きな生活の変化も重なること早4年……。
なかなか新しい演奏会の企画を立ち上げることも出来ずにいましたが、いよいよ復活します!

復活の舞台はホームグラウンドである美浜文化ホールです!


mu-ship クリスマスコンサート 〜もういちど 歌声を〜



ようやくまたあの美浜の舞台で歌えることを本当に嬉しく思います。
日程的にもドンピシャのクリスマス。クリスマスらしく明るい楽しい演奏会にいたします。
平日の昼間ではありますが、どうぞ足をお運びいただければ嬉しく思います。

ちなみに木川、師匠の勧めがあり今回の演奏会から再びバリトンへと戻ることに。
4月くらいから企ててはいたので、8月のタミーノを歌った際には既にバリトンのレパートリーも並行して開拓していました。
タミーノがそこまで高いロールじゃなくてよかったです。

実は東京藝大の学部にはバス専攻(バリトン)として入学の後、学部4年次にテノールへ声種変更しています。
元鞘に戻った感じで、正直違和感は全くなく、笑
バリトンにしてはやっぱりちょっと明るいかな、とも思いますが、自分なりの音色をこれからも追求していきたいと思います。

——-

演奏会とは別件で、また近々大きめのお知らせをさせていただく予定です。

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2023.09.02 written by Kikawa 不思議な冒険の終わりに

「 不思議な冒険の終わりに 」

一週間前になりますが、モーツァルト作曲『魔笛』の舞台が終わりました。

私が演じたタミーノという役は、この物語の主役です。
この物語は、彼がいきなり大蛇に襲われているところから始まります。

情けないことに気を失ってしまいますが、気がついた時には大蛇は倒されていて、不思議な鳥人間や、夜の女王に仕える3人の侍女に出会います。
そして侍女たちから渡された絵姿の女性、パミーナに一目惚れをし、彼女を助けに行ってくれと、母である夜の女王に懇願されます。

3人の童子に導かれ、憎むべき敵であるザラストロの住まいへ行くと、そこに現れた僧侶からは「いやいや、ザラストロは聖人やで、悪いのはあっちや」と言われる始末。
そして、ザラストロに導かれるがまま、試練を受けることに。

タミーノというキャラクターは、あまりにも純粋なキャラクターです。
夜の女王に「ザラストロが悪いやつ」と言われればそれを信じ、「女に騙されるな」と言われれば、お世話になった侍女たちも当たり前に遠ざける。

オペラの筋書きにツッコミを入れてはいけないものですが、笑
それでも自分の中でタミーノの発言や動きに正当性を持たせるために、楽譜や台本を読んで、彼のことを考える時間はとても楽しいものでした。

今回、7年ぶり(!)にオペラの舞台に立ちました。
しかもオーケストラ伴奏で主役を歌うのは初めての経験です。
いくら練習室で歌う経験を積んでも、やはり舞台に立つ経験は何物にも変えられないものがあることを改めて感じます。

何より、オペラの上演というのは本当に大変!!
たくさんの人の力で成り立っているものだと、改めて感じる毎日でした。
このような場で歌わせていただけることを心から感謝して、また舞台に立てるように精進しなければと気が引き締まりました。

共演した皆様、裏方として動いてくださった皆様、そして来場してくださった皆様、本当にありがとうございました。
たくさんの方に喜んでいただけてとてもしあわせです。

魔笛の終わりと共に、私の夏休みも終わりを告げました。
おかげさまで今年の夏はとんでもなく忙しく終わって、エネルギー切れです。笑
しばし舞台から離れて裏方に徹します。次の舞台は年末です!

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2023.08.18 written by Kikawa 2023夏

「 2023夏 」

もう8月も後半。時間が過ぎるのが早すぎて卒倒しそうな毎日です。
演奏会前には告知しようと思っていたのにすっかり書くのを忘れてしまいましたが、8月5日(土)に、「MUSICAとりっぷる〜ドイツ・オーストリア編〜」を開催しました。



昨年、立ち上げた「MUSICAとりっぷる」は第1回にイタリア編と銘打ち、イタリア語の作品を集めた演奏会を行いました。
今回は第2弾ということで、ドイツ語の作品を集めた演奏会になりました。

私はシューベルトとヴェルナーの「のばら」に、コルンゴルトの美しい歌曲を2曲、そして後半にはレハール作曲の喜歌劇『微笑みの国』からスー・チョンのアリアと、モーツァルト作曲の歌劇『魔笛』からパミーナとパパゲーノの二重唱、あとはヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇『こうもり』からシャンパンの歌と、終幕のロザリンデ・アルフレード・アイゼンシュタインの三重唱を演奏しました。

イタリア編はあまり重唱をプログラムに入れることが出来なかったのですが、今回はそこそこ重唱もプログラミング出来て満足です。
何よりお客様が暖かく、とても良い雰囲気の演奏会となりました。足を運んでくださった方、ありがとうございました。
MUSICAとりっぷる、第3弾も開催予定です。今度は何編になるでしょうか。

さて、演奏会では『魔笛』のパパゲーノを歌いましたが、今のところ私はテノールという声種なので、本来はパパゲーノ役は歌わないのです。本来は……。
本来歌うはずのテノールの役、、ということで、今月末には『魔笛』にタミーノ役で出演予定です。
こちらはオペラ丸々一本です。オーケストラ伴奏です。テンション上がります。
魔笛
2023年8月26日(土)
開場 14:30 開演 15:00
場所:東久留米市生涯学習センター まろにえホール
(東久留米市中央町2-6-33)
入場料:5,000円(全席自由)

2日間公演ですが、私は1日目でタミーノ役を歌わせていただきます。
本来はドイツ語の作品ですが、今回はセリフも歌唱もすべて日本語での上演となりますので、ミュージカルのような感覚でお楽しみいただけると思います。
チケットのお申し込みはお問い合わせより承りますので、よければぜひお越しください。

残る稽古もあとわずか。最後までクオリティを上げられるように頑張ります。
そして、魔笛の終わりと共に私の夏も終わります……。完全なる自業自得ですが全然休んだ気がしません……笑

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2022.08.20 written by Kikawa 筆不精

「 筆不精 」

すっかりな筆不精です。
演奏会のお知らせをしたきり、すっかりそのままだったのでちょっと振り返り。

・Spring Concert

赤いピアノが印象的な、東久留米市役所。

おそらく人前で歌うようになったのは小学4年生か5年生くらいからだったと思いますが、そこから考えてもこんなに舞台に立たない期間が長いのは初めて。
職業演奏家ではありませんが、「歌う」という行為は私にとって切り離せないものだな、と思い至る舞台でした。
日本歌曲とフランス歌曲、そしてオペラということで、私にとっても美味しいとこどりでした。

私は日本人ですし、やはり日本語という言語はとても美しい言語だと感じます。
機微が豊かで、母音がきちんと存在感を放つ言語。それでいて子音にも細やかなニュアンスを含ませられます。
いろいろな言語を学ぶ、その全てが日本語で歌うことに返ってくるような印象があるのは、すごく面白いです。
単に私が日本人だからというだけかもしれませんが。笑

そしてフランスの作品、今回はフォーレの歌曲でしたが、これもお気に入りです。
日本人、フランス音楽好きだと思うんですよね。ピアノ学習者にもドビュッシーとかラヴェルとか人気があると思いますし。
和声が醸し出すなんとも言えぬ香りともいいましょうか、同じロマン派と括ってもやはりドイツやイタリアの音楽とは異なる色合いがありますね。

共演した皆様も、本当に素晴らしい演奏でしたので、お客さまにもきっとお楽しみいただけたことと思います。


・MUSICAとりっぷる 〜イタリア編〜

こちらは同期と一緒に企画した演奏会。
この歳になっても一緒に何かが出来る、というのはありがたいこと。
そして、みんな本当に素晴らしい音楽家。一緒に音楽を奏でられることを幸せに思います。

私は前半にレスピーギ作曲の『森の神々』という歌曲集から抜粋して3曲を演奏しました。
声楽の勉強を始めると最初に手にするイタリア歌曲集をはじめとした古典〜ロマン派あたりの作品群は、
手を替え品を替え、よくもまあこれだけ恋愛ばっかり歌うな、と思う人は多いかと思いますが、笑
この『森の神々』という作品は少し毛色が違い、宗教的・哲学的内容を多分に含んでいます。安直に、『難解』と言える作品かもしれません。

古い価値観が新しい価値観によって覆い尽くされること。
これはいつの時代も、どんな分野においても起こりうることです。

キリスト教圏に住んでいるわけでもなければ西洋人でもない私にとっては、この作品をきちんと理解した!と言える日は来ないかもしれませんが、私なりに考えることの多い作品でした。
いずれ抜粋せずに全曲演奏出来れば良いな、と思い、その日まで温めておこうと思います。

後半の最初には歌劇『愛の妙薬』から、「人知れぬ涙」を。
テノールなら誰もが通り、そして誰もが挫折する曲です!と紹介させてもらいましたが、笑
今回演奏するにあたり、「ネモリーノというキャラクターは一体どこまでデフォルメされうるのだろうか、、」なんてことを考えていました。

現実に考えたら、よく言えば純真悪く言えばバカなんですよねネモリーノ。
物の価値もよくわかっておらず、ただのワインを惚れ薬だと信じて、凄まじい高値で2回も買い、それで「彼女が自分に恋をしているんだ!もう死んでもいい!」と盛り上がってしまうわけです。
このシーンが真面目であればあるほど、これまでとのギャップが面白い人物像になるわけで。そしてだからこそのオペラブッファ。
ただそれをアリア1曲演奏するだけでどう捉えれば良いのだろうか。おお、アリア1曲歌うってキャラクター作るのすごい難しいじゃん…。
という感じで、もやもやといろいろ考えていました。

この曲自体久々に歌いましたが、新しい気づきというか、気回しをたくさんする機会となりました。
同じ歌を歌っても、歌うたびに新しい学びがありますね。面白いです。

アンコールには「黒猫のタンゴ」を。
満席のお客様にお越しいただき、とても幸せな旗揚げとなりました。

MUSICAとりっぷるは今後も年1回くらいのペースで演奏会を企画する予定です。
次回のホールも奇跡的に取れて、日程も決まりましたので、準備が出来たらまたお知らせを出したいと思います。

ふう、ちゃんと振り返ったのでこれらの演奏会はおしまいです。
また次の演奏の機会へ向けて、気合を入れます!

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2022.04.18 written by Kikawa 演奏会のお知らせ

「 演奏会のお知らせ 」

もう4月。本当に時間が経つのが早いです。
コロナ禍で演奏活動を自粛しておりましたが、このままだと本当に歌う機会がなくなってしまいそうなので、ちょっと踏ん張ることに決めました。
より感染予防を心がける毎日です。。


・Spring Concert

2022年4月24日(日)
17時開演
東久留米市役所1階 市民プラザ 屋内ひろば


(画像を押すと拡大します)

恩師、穂積磨矢子先生にお声がけいただきました。
元々1時間くらいのプログラムで、ということでお話をいただいた気がしたのですが、結局1時間どころじゃ済まなそうなボリュームです。
私は山田耕筰の「鐘が鳴ります」と、別宮貞雄の「さくら横ちょう」、それから、G.フォーレの「夢のあとに」と「ゆりかご」を歌います。
あと、プッチーニの歌劇『ラ・ボエーム』から第一幕のアリアと重唱を、ソプラノの太田絢子さんと演奏いたします。

先日5年ぶりに(!)お会いして、合わせをしました。
最後に会った時はまだ太田さんは受験生だったのですが、今や立派な大学院生ということで、月日の経つのはまっこと恐ろしいものであります。

コロナ禍ということもあり、ソロが中心の演奏会です。
入場無料で、お申し込みの必要もありません。
途中での入退場も可能な広場での演奏となります。
どうぞお気軽に足をお運びください。



・MUSICAとりっぷる 〜イタリア編〜

2022年7月10日(日)
加賀町ホール
(大江戸線牛込柳町駅より徒歩5分)
全席自由3,000円
(最大80席予定。感染状況により減席の可能性あり)


(画像を押すと拡大します)

ひょんなことから大学の同期で演奏会をすることにしました。
今回一緒に舞台に立つテノールの紀野とは仕事やら研究テーマやら共通するものが多く、ちょくちょく連絡をとっているのですが、随分と前のコロナが下火だった時期に食事に行き、「演奏しようぜ!」ということで企画を決め、その場にいた小林くんを巻き込み立ち上げました。その時は「さすがにもう来年の夏ならコロナも大丈夫でしょ」みたいな話だった気がしますが…。もう全く予想がつきません。

Trip(旅行)する様に、世界中のいろいろな音楽を演奏したいね、ということでMUSICAとりっぷる。
そして、せっかくならそれぞれの国ごとにプロフェッショナルを招こうじゃないか、ということで、イタリアで修行を積んだメゾソプラノの藤田さんにも出演を打診した結果、このような布陣と相成り、〜イタリア編〜とサブタイトルがついたのであります。
予定なら1年に1回、ドイツ編やらフランス編やら、向こう6年くらい継続する予定です。本当に出来るかな。笑

同期だから、という贔屓目をおいても、皆本当に素晴らしい演奏家です。
ぜひ足をお運びください。

お申し込みはこちらから。

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2022.01.23 written by Kikawa 2022年になって

「 2022年になって 」

この前に書いたつぶやきが、2020年の終わり。
一昨年の年末に悩まされていたことが、今でも悩みのタネであるとは、何とも悲しいものです。

このままの勢いで感染者数が増えていくと、来週にはコロナ前のインフルエンザ並の感染者数になるんだとか。
そんなに感染していたのか、インフルエンザ、とそちらもびっくりです。

体調崩すと、練習も出来ないわ声の調子も狂うわで後がすごく大変です。
なので、私、冬場は元々いつもマスクをして、手洗いうがいをしっかりしています。
ここ10年ちょっとはインフルエンザにはかかっていません。対策半分、運半分というところでしょうか。
この2年は気合を入れた防疫活動のお陰で、副反応以外で熱すら出ませんでした。

それでもインフルエンザにかかるよりは、コロナの方が怖い。
というのは、体調面(特に呼吸器にダメージは勘弁願いたい)もそうですが、社会的な影響も考えてしまうからでしょうね。あるいは、特効薬がないのも大きいでしょうか。

今年は演奏の機会をバシバシと作るつもりですが、こう感染者が増えていくとやはり不安です。
気兼ねなく人に会って、気兼ねなく歌える日が早く来てほしいなあ、と切に願います。

あけましておめでとうございました。もう2月になっちゃいますね。

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2020.12.31 written by Kikawa 2020→2021

「 2020→2021 」

2020年が終わります。
あまりにもイレギュラー過ぎて、この1年が長かったのか短かったのかよくわかりません……。
実際に走っている間はとても長かったですが、年末恒例の「一年を振り返るテレビ番組」を観ると一瞬で過ぎ去ってしまったような感覚になりました。純粋に歳とっただけかもしれません。

感染症というものに対して、特に歌唱というものがこんなにも敏感にならなければならないものだと、これまで夢にも思ったことはありませんでした。
今年は年の初めに予定していた演奏会がすべてキャンセルに。
mu-shipとしても演奏の機会を窺い続けてはいましたが、感染者数の増減に怯えつつ、延期したり中止したり、そうこうしているうちに気がつけばもう大晦日。
思えば歌い始めてから、1年間人前で演奏する機会がなかったことはこれまでありませんでした。

今年1年を振り返ると、オンラインで出来ることがたくさん増えたように思います。
授業もしましたし、レッスンもしました。自分が勉強会に参加したりレッスンを受けたり、会議をしたり飲み会をしたり。
さらに、動画を編集したり文章を書く機会も増えました。
人と直接会う機会は間違いなく減りましたが、それがコミュニケーションの減少か、と言われれば決してそういうわけではありません。どのような手段であってもそれは手段でしかなく、そこには人と人とのつながりがある、ということを強く感じます。
とはいえ、やはり代替手段感は否めません。オンラインで会うのか直接会うのか、選択肢がある上で最適なものを選べるように、早い収束を願うばかりです。

今年の年明けに書いたつぶやきの中に、「アウトプット」という言葉がありました。
こんなことを書いたことはすっかり忘れていましたが、「インプット」と「アウトプット」は1年間常に意識の中にあったように感じます。と思うと、ちょっと進歩ですかね。
「演奏」というアウトプットだけは全く出来なかったのでそれだけは心残りですが、その分自分の声に向き合う時間がたくさん取れたので、次の舞台を楽しみにしておきたいと思います。

まずは健康が一番、何よりも大切です。元気があればなんでも出来る!って言ったのは誰でしたっけ。
今年はマスクと手洗いうがいのお陰で大きく体調を崩すこともなく、無事に1年間元気に走り続けられました。
来年もこのまま引き続き、免疫力を下げないようにしっかり食べてしっかり寝ます。
皆様もどうぞ息災にお過ごしください。


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