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2024.06.07 written by Kikawa 合唱団を作りました!

「 合唱団を作りました! 」

すっかり記事の更新がご無沙汰な木川。
4月からは音楽教室の方にかまけまくっております。

MUSISM -ミュージズム-

個人レッスンをしつつ、5月からは新しく合唱団を立ち上げました。
その名も「MUSISM」(同じ)です!

Instagramなどなどで告知を行い、今日時点で10人の方にご入団いただきました。
無事に混声合唱も出来る配分になり、大変嬉しいです。

合唱団のコンセプトは「ソルフェージュと発声を磨くこと」です。
ピアノは極力使わず、階名を用いて各々の相対音感を頼りに音を取る感覚を磨いていきます。
合わせて通常の合唱練習ではなかなか難しい発声の改善にも取り組んでいきます。

全体での練習は月に2回。それと別で個人レッスンを月に1回設けて、そこで発声の改善を行なっていきます。
もちろん、個人レッスンでソルフェージュを行うことも出来ます。

横浜で実施しております。

もう5人ほどは(会場的に)入る余裕があるかな、と思っております。
継続した学びの場にするべく、ある程度の期間で募集は打ち切る予定ですが、もしご興味のある方がいらっしゃれば、ぜひホームページをご覧ください!

合唱団「MUSISM」無事にスタートしました!

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2024.03.08 written by Kikawa 音楽教室はじめました

「 音楽教室はじめました 」

昨年、実験的にオンラインレッスンを実施していましたが、おかげさまでノウハウも少し溜まり、この度音楽教室として正式に立ち上げることにしました。

MUSISM ーミュージズムー


音楽を表す「MUSIC」と、主義、を表す「-ISM」を組み合わせた造語です。

音楽教室と言えば、「=ピアノ教室」のイメージが誰でも強いかと思いますが、ピアノを演奏することと音楽を学ぶことは必ずイコールで結ばれるわけではありません。
ちゃんと「音楽」にフォーカスをあてて、「音楽」を学ぶための場所。
そんなイメージを持って音楽教室を立ち上げました。もちろん、ピアノも使いますけどね。

音楽教室のスタートに伴い、これまで実施していた実験的なオンラインレッスンは終了いたしました。
(記事も現在は非公開に変更しています)

以降のレッスンに関するお問い合わせは、MUSISMよりお受けできればと思っております。
体験レッスンも実施していますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
もちろん、ソルフェージュに限らず、声楽や楽典なども対応いたします。

楽しく歌いたい子どもから、吹奏楽や合唱に青春を捧げる人、プロを目指して歌いたい人、趣味のレベルを向上したい人、いつまでも元気に歌いたい人。
すべての人の「根っこ」にある音楽の力を伸ばすことを目標として、レッスンやイベントなど様々に企画していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2020.05.09 written by Kikawa 相対音感のための階名唱:跳躍を含むオクターブの練習

「 相対音感のための階名唱:跳躍を含むオクターブの練習 」

次は3度で跳躍してみましょう。
3度というのは、「ド→ミ」や「レ→ファ」のように、間をひとつ飛ばした音程のことを指します。
こちらも譜例はハ長調のものですが、音源はそれ以外の調性でも演奏されています。

跳躍音程が難しくて取れないと思ったら、間の省いている音を入れてみましょう。

下降音形でも練習してみましょう。

これも難しければ、間に補助的に音を入れましょう。

このように、跳躍する音程も間に音を入れながら取れるように練習していきます。

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2020.04.03 written by Kikawa 相対音感のための階名唱:オクターブの完成

「 相対音感のための階名唱:オクターブの完成 」

和音の練習を拡大するために、残りの「ラ」と「シ」を一気に練習してしまいましょう。
これで階名が全て揃いますので、臨時記号(音階に含まれないフラットやシャープ)を含まない曲はすべて演奏出来るようになります。

まずは基本の順次進行を完璧にするために、いくつかの調性の上行形を練習しましょう。

最初4カウントで主和音(ドミソ)、その後4カウント空いて1拍ずつ上行する音階が流されます。
最初の主和音だけ聴いて一時停止し歌ってみて、その後音源に合わせて歌ってみてください。
楽譜にするとこんな感じです。これはハ長調の場合の楽譜ですが、音源はハ長調以外に色々な調性で演奏されます。
(画像を押すと拡大されます)

下降の順次進行も練習します。おそらくこちらの方が難しく感じるかと思いますので、丁寧に、音程が下がりすぎないように気をつけてみてください。
練習のやり方は上行形と同様です。このような順次進行が基本になるので、ゆっくり丁寧に練習してみてください。

続きます。

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2020.03.15 written by Kikawa 相対音感のための階名唱:和音練習

「 相対音感のための階名唱:和音練習 」

さて、ここまでで「ドレミファソ」の5つの音階について感覚を磨いてきました。
「ソ」までの音階が使えると、ここで和音を作ることが出来るようになります。

このような響きのする和音を長三和音と呼びます。
何が長いのか?、というのは音楽理論の勉強の範疇になってしまうので、ここでは割愛します。

明るい印象の響きがする和音です。
「ド」の音を聴いたら、「ミ」と「ソ」を加えて、この和音の響きを頭に思い浮かべられるように練習しましょう。
もちろん、声は同時に1つの音程しか発音出来ないので、声に出して歌う時には「ドーミーソー」と歌えばOKです。

以下の音源は、最初に「ド」の音だけ鳴らします。
少し間を置いてから、「ドミソ」を順番に鳴らし、最後にまとめて和音として鳴らします。

1オクターブ内に音は12個ありますので、ここに挙げた12個が長三和音の全てです。
(もちろん、オクターブの違う音はありますが)どれを聴いてもすぐに歌えるようであれば、長三和音は完璧でしょう。
この和音の感覚は調性の感覚につながっていきます。これまでの課題と合わせて練習してみてください。

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2020.02.25 written by Kikawa 相対音感のための階名唱:例題10(d・r・m・f・s)

「 相対音感のための階名唱:例題10(d・r・m・f・s) 」

引き続き、「ドレミファソ」の5音の練習です。
出だしの音が取りづらい問題も含まれていますので、一回で出来なくても気にせず、出来るまで何回もトライしましょう。
次回は和音を使った練習を行います。






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2020.01.21 written by Kikawa 相対音感のための階名唱:例題9(d・r・m・f・s)

「 相対音感のための階名唱:例題9(d・r・m・f・s) 」

扱う階名が増えれば増えるだけ、演奏できる曲は増えていきます。
ただ、階名が増えればそれだけ音程の種類も増えていきます。
丁寧に確実に音程が取れるように、単純な練習ですがやってみてください。

なお、これらの練習はいわゆる「音程のはしご」を作る作業です。
音の幅に対する感覚を磨くための練習ですので、1回歌えるようになったら終わり!ではなく、当たり前に出来る問題を繰り返し完璧に歌うことが大切です。






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2019.12.16 written by Kikawa 相対音感のための階名唱:例題8(d・r・m・f・s)

「 相対音感のための階名唱:例題8(d・r・m・f・s) 」

では、改めて練習用の曲で階名唱の練習をしてみましょう。

まずは「d」を決めたら「drmfs」の音程を順次進行で確認してください。
音程がわからなくなったら常に順次進行に戻りましょう。
訓練が浅いうちは最初に始めた高さがわからなくなってしまうこともありますが、練習するうちに慣れてくるはずです。

楽譜は画像をクリックすると拡大されます。
音源を聴きながら楽譜を見たい場合は、音源を再生してから楽譜を拡大すれば、楽譜を見ながら音源を聴くことが出来ます。






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2019.11.14 written by Kikawa 相対音感のための階名唱:例題7(d・r・m・f・s)

「 相対音感のための階名唱:例題7(d・r・m・f・s) 」

前回は短い曲でしたが、今回は少し長めです。

↑クリックで拡大されます↑

前回と同じく、まずは最初に「d」の音を決めましょう。
高さを決めたらそこから「ドレミファソ」と順次進行で音の高さを確認しましょう。

今回の曲は最初からいきなり跳躍音程で始まりますので、今回は跳躍音程の練習もしてみましょう。

1. まずは順次進行で「ドレミファソ」を声に出して歌います。
2. 次に、「ド・ミ・ソ」を声に出して歌います。「・」のところは、レとファを心の中で歌い続けて、声には出さないようにします。
3. 何回か音を飛ばして歌うことに慣れたら、「ドミソ」を続けて歌います。この時、レとファは心の中でも飛ばします。
4. 上行音型でうまく歌えたら、今度は「ソファミレド」と上から声に出して歌います。
5. あとの手順は同じです。それが出来たら「ソ・ミ・ド」と、ファとレを心の中で歌いながら、声には出さないようにします。
6. 慣れたら、続けて「ソミド」で歌います。この時、ファとレは心の中でも飛ばします。

同じような方法で「ドレファ」や「ドファソ」など、「ドミソ」以外の組み合わせも練習してみましょう。

次回は過去の例題のような練習課題に取り組んでみたいと思います。

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2019.10.06 written by Kikawa 相対音感のための階名唱:例題6(d・r・m・f・s)

「 相対音感のための階名唱:例題6(d・r・m・f・s) 」

さて、階名も5種類に増えました。
5つの音が使えると、演奏できる曲が格段に増えます。

例えば、この曲。


↑クリックすると拡大されます↑

まずは「d」の高さを自分で適当に決めましょう。
そしてその基準の音から、「ドレミファソ」と声に出して音階を歌ってみましょう。

どうでしょう。自信を持って音程が作れましたか?
この曲で使われているのはその5つの音だけです!
あとはその順番が違っていたり、伸ばす音の長さが違うだけです。

この曲はほとんどの部分が順次進行です。
順次進行というのは、音階の隣り合った音へ進むことです。

「ド」なら下がって「シ」に進むか、「レ」に上がるかすれば、それは順次進行です。
「レ」だったら下がって「ド」か、上がって「ミ」ですね。

一方、例えば2小節目の裏拍に移る箇所や3小節目の2拍目や4拍目には、順次進行でない箇所がありますね。
これを跳躍進行といいます。
読んで名の如く、音が跳んで進むことを指します。

基本的に音の幅が跳べば跳ぶほど、音程は取りづらいものです。
最初は一つ跳ばしの音程(3度の音程)から慣れましょう。
一箇所だけ「r」から「s」に跳ぶところがありますが、もし音程が取れなければ冒頭と同じメロディですので、それを頼りにして。

なんとなく歌ってみたら、下の音源を聴いてみてください。楽譜だけ見てあまり歌えなかった方も、音を聴いてみたらすぐに何の曲かわかるはず。
曲がわかれば、次は自信を持って音程が取れると思いますので、階名をつけながら何回も歌って、音程感覚を身に付けましょう。

下の音源は最初に主和音(d・m・s)の和音を鳴らしたあと、曲が演奏されます。
4つの音源はこれまでと同じように、それぞれ違う基準音(調性)です。
基準音を変えて歌えるかどうかも、チャレンジしてみてください。



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