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2022.04.18 written by Kikawa 演奏会のお知らせ

「 演奏会のお知らせ 」

もう4月。本当に時間が経つのが早いです。
コロナ禍で演奏活動を自粛しておりましたが、このままだと本当に歌う機会がなくなってしまいそうなので、ちょっと踏ん張ることに決めました。
より感染予防を心がける毎日です。。


・Spring Concert

2022年4月24日(日)
17時開演
東久留米市役所1階 市民プラザ 屋内ひろば


(画像を押すと拡大します)

恩師、穂積磨矢子先生にお声がけいただきました。
元々1時間くらいのプログラムで、ということでお話をいただいた気がしたのですが、結局1時間どころじゃ済まなそうなボリュームです。
私は山田耕筰の「鐘が鳴ります」と、別宮貞雄の「さくら横ちょう」、それから、G.フォーレの「夢のあとに」と「ゆりかご」を歌います。
あと、プッチーニの歌劇『ラ・ボエーム』から第一幕のアリアと重唱を、ソプラノの太田絢子さんと演奏いたします。

先日5年ぶりに(!)お会いして、合わせをしました。
最後に会った時はまだ太田さんは受験生だったのですが、今や立派な大学院生ということで、月日の経つのはまっこと恐ろしいものであります。

コロナ禍ということもあり、ソロが中心の演奏会です。
入場無料で、お申し込みの必要もありません。
途中での入退場も可能な広場での演奏となります。
どうぞお気軽に足をお運びください。



・MUSICAとりっぷる 〜イタリア編〜

2022年7月10日(日)
加賀町ホール
(大江戸線牛込柳町駅より徒歩5分)
全席自由3,000円
(最大80席予定。感染状況により減席の可能性あり)


(画像を押すと拡大します)

ひょんなことから大学の同期で演奏会をすることにしました。
今回一緒に舞台に立つテノールの紀野とは仕事やら研究テーマやら共通するものが多く、ちょくちょく連絡をとっているのですが、随分と前のコロナが下火だった時期に食事に行き、「演奏しようぜ!」ということで企画を決め、その場にいた小林くんを巻き込み立ち上げました。その時は「さすがにもう来年の夏ならコロナも大丈夫でしょ」みたいな話だった気がしますが…。もう全く予想がつきません。

Trip(旅行)する様に、世界中のいろいろな音楽を演奏したいね、ということでMUSICAとりっぷる。
そして、せっかくならそれぞれの国ごとにプロフェッショナルを招こうじゃないか、ということで、イタリアで修行を積んだメゾソプラノの藤田さんにも出演を打診した結果、このような布陣と相成り、〜イタリア編〜とサブタイトルがついたのであります。
予定なら1年に1回、ドイツ編やらフランス編やら、向こう6年くらい継続する予定です。本当に出来るかな。笑

同期だから、という贔屓目をおいても、皆本当に素晴らしい演奏家です。
ぜひ足をお運びください。

お申し込みはこちらから。

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2022.01.23 written by Kikawa 2022年になって

「 2022年になって 」

この前に書いたつぶやきが、2020年の終わり。
一昨年の年末に悩まされていたことが、今でも悩みのタネであるとは、何とも悲しいものです。

このままの勢いで感染者数が増えていくと、来週にはコロナ前のインフルエンザ並の感染者数になるんだとか。
そんなに感染していたのか、インフルエンザ、とそちらもびっくりです。

体調崩すと、練習も出来ないわ声の調子も狂うわで後がすごく大変です。
なので、私、冬場は元々いつもマスクをして、手洗いうがいをしっかりしています。
ここ10年ちょっとはインフルエンザにはかかっていません。対策半分、運半分というところでしょうか。
この2年は気合を入れた防疫活動のお陰で、副反応以外で熱すら出ませんでした。

それでもインフルエンザにかかるよりは、コロナの方が怖い。
というのは、体調面(特に呼吸器にダメージは勘弁願いたい)もそうですが、社会的な影響も考えてしまうからでしょうね。あるいは、特効薬がないのも大きいでしょうか。

今年は演奏の機会をバシバシと作るつもりですが、こう感染者が増えていくとやはり不安です。
気兼ねなく人に会って、気兼ねなく歌える日が早く来てほしいなあ、と切に願います。

あけましておめでとうございました。もう2月になっちゃいますね。

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2021.08.09 written by Kikawa lessonのテストページです。

「 lessonのテストページです。 」

ここには下段2カラムになっている部分にいれる本文箇所となります。
また、動画があれば、下部「youtube-url」にyoutubeの共有→埋め込むより、
ifremeになっているコードをコピーして挿入することになります。
「pdf-url」にファイルを挿入することで、「pdfをダウンロードできます」の部分がリンクされることとなります。
記事一覧の部分では、説明は「for-infomation」が反映されます。現状ではこの仕様はlessonのみとなっています。
また、タグを登録することで反映されるように作成しました。
2カラムでの表示にするために文章を長めに入れようとしています。
ここには下段2カラムになっている部分にいれる本文箇所となります。
また、動画があれば、下部「youtube-url」にyoutubeの共有→埋め込むより、
ifremeになっているコードをコピーして挿入することになります。
「pdf-url」にファイルを挿入することで、「pdfをダウンロードできます」の部分がリンクされることとなります。
記事一覧の部分では、説明は「for-infomation」が反映されます。現状ではこの仕様はlessonのみとなっています。
また、タグを登録することで反映されるように作成しました。
ここには下段2カラムになっている部分にいれる本文箇所となります。
また、動画があれば、下部「youtube-url」にyoutubeの共有→埋め込むより、
ifremeになっているコードをコピーして挿入することになります。
「pdf-url」にファイルを挿入することで、「pdfをダウンロードできます」の部分がリンクされることとなります。
記事一覧の部分では、説明は「for-infomation」が反映されます。現状ではこの仕様はlessonのみとなっています。
また、タグを登録することで反映されるように作成しました。

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2021.01.18 written by Kikawa 野口体操入門 からだからのメッセージ

羽鳥操著 「 野口体操入門 からだからのメッセージ 」 岩波書店

 故・野口三千三氏(1914-1998)の身体哲学が元になって生み出された野口体操。別名・こんにゃく体操。東京藝術大学で長年教鞭を取っていた野口先生にこの体操を学んだ著名な音楽家は数知れず、現・東京藝術大学学長の澤和樹先生(ヴァイオリニスト)も、広報誌の中で「この授業がもっとも思い出深い授業だ」と述べています。残念ながら私が在学していた時には既にこの体操の授業はなく、実際に受けたことがある先生方から話を伺うたびに羨ましいと思うばかりでした。
 著者である羽鳥操氏はその直弟子。この本ではどのようにして野口体操が生まれるに至ったのか、野口体操の考え方、具体的な動き方が書かれています。
 野口体操の考え方は、「力を抜けば抜くほど力が出る。なぜなら筋肉は休んでいる時にしか新しく働き始めることは出来ないから」というものです。体操を通じて「重さ」と「はずみ」と「筋力」の関係性を感じられるようにすることで、よりパフォーマンスが向上すると考えられます。
 こうした実技系の本は、本だけではどうしてもわからない部分が多くありますが、2020年になり、YouTubeに「野口体操ch」というチャンネルが作られました。著者の羽鳥先生が実際に説明しながら体操を実演してくださるので、本と合わせて参照すれば、脱力についてかなりの学びが得られます。

野口体操入門

野口体操ch 第1回配信「野口体操を紹介します!』

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2020.12.31 written by Kikawa 2020→2021

「 2020→2021 」

2020年が終わります。
あまりにもイレギュラー過ぎて、この1年が長かったのか短かったのかよくわかりません……。
実際に走っている間はとても長かったですが、年末恒例の「一年を振り返るテレビ番組」を観ると一瞬で過ぎ去ってしまったような感覚になりました。純粋に歳とっただけかもしれません。

感染症というものに対して、特に歌唱というものがこんなにも敏感にならなければならないものだと、これまで夢にも思ったことはありませんでした。
今年は年の初めに予定していた演奏会がすべてキャンセルに。
mu-shipとしても演奏の機会を窺い続けてはいましたが、感染者数の増減に怯えつつ、延期したり中止したり、そうこうしているうちに気がつけばもう大晦日。
思えば歌い始めてから、1年間人前で演奏する機会がなかったことはこれまでありませんでした。

今年1年を振り返ると、オンラインで出来ることがたくさん増えたように思います。
授業もしましたし、レッスンもしました。自分が勉強会に参加したりレッスンを受けたり、会議をしたり飲み会をしたり。
さらに、動画を編集したり文章を書く機会も増えました。
人と直接会う機会は間違いなく減りましたが、それがコミュニケーションの減少か、と言われれば決してそういうわけではありません。どのような手段であってもそれは手段でしかなく、そこには人と人とのつながりがある、ということを強く感じます。
とはいえ、やはり代替手段感は否めません。オンラインで会うのか直接会うのか、選択肢がある上で最適なものを選べるように、早い収束を願うばかりです。

今年の年明けに書いたつぶやきの中に、「アウトプット」という言葉がありました。
こんなことを書いたことはすっかり忘れていましたが、「インプット」と「アウトプット」は1年間常に意識の中にあったように感じます。と思うと、ちょっと進歩ですかね。
「演奏」というアウトプットだけは全く出来なかったのでそれだけは心残りですが、その分自分の声に向き合う時間がたくさん取れたので、次の舞台を楽しみにしておきたいと思います。

まずは健康が一番、何よりも大切です。元気があればなんでも出来る!って言ったのは誰でしたっけ。
今年はマスクと手洗いうがいのお陰で大きく体調を崩すこともなく、無事に1年間元気に走り続けられました。
来年もこのまま引き続き、免疫力を下げないようにしっかり食べてしっかり寝ます。
皆様もどうぞ息災にお過ごしください。

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2020.12.08 written by Kikawa 息を吸って横隔膜を張る?

「 息を吸って横隔膜を張る? 」

最近はインターネット上にたくさんの発声に関する情報が並ぶようになりました。
感覚でなんとなく歌うだけでなく、きちんと理にかなった方法で声を出せるようにするためには、こうした知識を元に身体の使い方を学ぶことは大変有意義なことだと思います。(そしてこの文章にアクセスしてきた皆さんもきっと勉強しようと思ってたどり着いたのでしょうね。素晴らしい!)
ただ、インターネットに書かれている情報が全て正しいかというと、それはまた別の話。整えられたレイアウト、見やすい解説図。あたかもこれが正しい!と書かれているけど、意外とこれ合ってる?というものは多いように見受けられます。

今日はよく見られる「息を吸って横隔膜を張る」というワードについて。
正しそうに感じられて、実はちょっと違っているかもしれないこの考え方。
これについてちょっと呟きたいと思います。


ちょっと考えたいのが「息を吸って」「横隔膜を張る」というこの順番。
なんかこの表現だと、まず最初に空気が身体の中に入ってきて、それによって横隔膜が押されているようなイメージを持ちませんか?
よく「お腹が内側から押し出されるように」とかも言いますね。
まるで息が吸われることによって横隔膜が動いているかのような表現ですが、これは誤り。
空気が先に動くわけではなく、身体が先に動く。それに合わせて空気が動くというのが正しい順番です。


空気が身体に入ってくるのは、「横隔膜が収縮して下がり、合わせて肋間筋の働きによって胸郭が広がり、それによって肺が広げられるから」です。
これら筋肉の働きによって肺の中の気圧が下がります。この気圧の変化が重要なポイント。
気圧差が生じると、空気は高いところから低いところへ向かって動きます。

自分の周りの空気圧 > 肺の中の気圧

この状態になることで、空気が肺の中に流れ込んでいきます。これがつまり吸気になるわけです。

息を吐く時はこれの反対。横隔膜が上がり、胸郭が萎んでいくことで肺が縮められ、自分の周りの空気の気圧よりも肺の中の気圧が高い状態を作ります。

自分の周りの空気圧 < 肺の中の気圧

筋肉を使ってこの状態を作り出すことで、空気が肺から外へ向かって流れていきます。その息の通り道の途中に声帯があって、声はそこで生まれるわけですね。

「息を支える」「横隔膜を張る」というのは、このような息をコントロールする時に生じる感覚を指す言葉です。
言い換えると「しっかりと息を吐く」もしくは「息を吐きすぎないように」ということになるでしょうか。要は今と違う息のコントロールを求めて、こういう表現をしているわけですが、これらのちょっと曖昧なワードはどちらの意味合いでも使われているような気がします。
ちなみに「横隔膜」は筋肉なので、働く時は「収縮」します。働く時は下方向へ縮む動きになるので、「張る」というのは結構な思い込みワードです。
たくさん息を吸うと身体の中がパンパンになる感じがするので、そこから「張る」という言葉は来ているのだと思いますが、この誤った使い方のイメージが余計な力みを生んでいる可能性もあります。
(※あるいは、肋間筋の動きによって胸郭が動くことで横隔膜も動くから、それを指してるのかな……だとしたら「張る」でもいいのかな、と推敲していて感じます。言葉で発声を説明するのはとても難しい)

息を吐く時には常に横隔膜を下げたままキープしなければならない、というのはよく言われます。
実際私も少し前まではその方法でブレスをコントロールしようとしていました。
ただ、我々の到達目標は「横隔膜をキープすること」ではなく「常に安定しコントロールされた息を吐くこと」です。
先ほども言った通り、呼吸は外気圧と肺の中の気圧の差によって生み出されるものですから、「肺の中の息の残量」に応じて、適切に肺に圧力を与えることで私たちは一定の息を吐き続けることができます。
吐き始めこそ肺の中に大量の息があるので、横隔膜は低いままでも良いかもしれません。ですが、肺の中の空気が減ってきても同じように横隔膜を使おうとしてしまったら、横隔膜は肺に圧力を与えることが出来ず、萎んだ肺に対して更に圧力をかけ続けるのが難しくなります。
場合によっては横隔膜によって気圧のコントロールが出来ない代わりに、どこか別の場所を使って身体は息をコントロールしようとするかもしれません。それが余計な力みを生む原因にもなります。余計な力みは身体の自由を奪い、声の音色や音程のコントロールに悪い影響を与えます。

大切なのは、これだけしていればオッケーと思い込んで横隔膜を使いすぎていないか?固めすぎていないか?と自分に問いかけることでしょうか。
常に身体は状況に応じて、刻一刻と使い方を変化させなければいけないのです。
ああ、「言うは易し」とはまさにこのこと……私も日々研究中です。

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2020.12.07 written by Kikawa なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

中島聡著 「 なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である 」 文響社

 著者はWindows95の設計思想を作った方です。この本を読むと、1日の時間は等価値で流れていないということがわかります。精神的に余裕がある時の1時間と締め切り直前の1時間では、同じ1時間でもパフォーマンスに雲泥の差が出る、というのは私自身常々感じることであり、追い込まれると力が出ない性分な私は元々仕事は早めに済ませたいタイプ。それでもここまでのスパートをかけようと思ったことはありませんでした。まずはじめにプロトタイプを作り、残りの時間を使ってクオリティを上げていくという考え方は大変共感出来ました。演奏に置き換えれば、まず最初に暗譜で通して演奏できるようにした後に細かい部分を詰めて練習していくようなもの。この本を読むまで仕事の方ではあまり意識したことがなかったのですが、この本をキッカケに色々な仕事に余裕が持てるようになりました。

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

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2020.10.25 written by Kikawa 音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉

岡田暁生著 「 音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉 」 中公新書

 「音楽を聴く」とはどのような視点を持てば良いのか、どのように考えれば良いのかというヒントを与えてくれる本です。紹介したいと思いつつ、私が著者の主張を正しく理解出来ているかどうか……。ですので、この本を読んで私自身が考えた・感じたことを書き連ねておきます。
 クラシック音楽に馴染みのない人がクラシック音楽を難しく感じるのは、歴史や文化の背景が遠く、その音楽の「型」を理解出来ていないからです。理解するためにはまず触れてみること。そして知ること。知らないことを知り、自らの知識や経験(=内なる図書館)を充実させることで音楽の「形式」を認識することが出来る、すなわち「こういう音楽が来たらこう聴く!」というパターンが音楽の理解を助けてくれるわけです。
 音楽はそれ自体はただの音(=知覚される素材)でしかなく、それを「音楽」として知覚する「人間」と「形式」があってこそ、初めて音は音楽として認識されるものとなります。そして「聴くこと」は「語ること」にも「演奏すること」にも大きな影響を与えます。
 この本から、これまで聴いたことのない曲を聴いたり、同じ曲を違う演奏者で聴き比べる楽しさを得たようです。自分自身の演奏に対する批評も磨かれ(たような気がする)、同時に「内なる図書館」を育てよう、という思いが強くなりました。

音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉

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2020.10.01 written by Kikawa Re:Set

「 Re:Set 」

規定値に戻す。セットし直す。再起動する。
元の場所に置く。骨を整骨する。宝石をはめ直す。活字を組み直す。

と、「Reset」を手元の英和辞書を引いてみる。

さて、では「Set」で調べてみると、

置く。はめ込まれている。位置している。配属する。〜の状態にする。・・・多い。
(心などを)集中させる。というのは、今の気分にぴったり。




時間を作って、近場の温泉旅館へ行きました。
「1泊2食付き」、随分と大盤振る舞いしたものです。
Booking.comで良さそうなところを探して、ピンと来たプランを予約したのですが、貸切露天風呂もついているプランということにチェックイン時に気が付きまして。

大浴場で温泉は十分と思っていましたが、いざ貸切露天風呂なるものに入ってみると、これは大変良いものです。
頭の中に「Reset」という単語が思い浮かびまして、冒頭に戻るわけです。

仰向けに天を仰いで風呂に浸かっていると、まるで脳がOSを再インストールしているような気分。
過去からも未来からも切り離されて、今この瞬間に全身の感覚が集中しているような。
今この瞬間を手放すのが惜しくて、今に集中し続けている状態。他のことを考えよう、と思っても、「今」という重力に強く引き込まれる趣き。一種の迷走、、じゃなくて、瞑想状態に近いものなんでしょうか。
一昔前はあまり旅行することに重い腰が上がらなかったのですが、みんなこの時間を求めて旅をするのだなあ、ということがわかる御年頃になってきました。

旅は良いものですね。今はあまり状況が芳しくないですが、時世が許されるようになれば遠出もしたいものです。
普通に演奏出来るようになる頃には、きっと遠出も出来るはず。

先日ふと考えてみたら、2020年は一度も人前で演奏しないことになるかもしれないことに気づいて、変な汗が出ました。高校生で歌を始めてから、1年で1度も舞台に立たないのは初めてです。
生の演奏の場が早く戻ることを願うばかりです。

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2020.08.10 written by Kikawa メモの魔力 -The MAGIC OF MEMOS-

前田裕二著 「 メモの魔力 -The MAGIC OF MEMOS- 」 幻冬舎

 なんとなくタイトルに惹かれて手に取りました。筆者の語るメモ術とは、「すべてを言語化する」ところから始まります。具体的な出来事はまず具体的に書き留める。そして、内容を抽象的な事象に置き換え、それを別の具体的なものに転用していきます。
 「なぜこの映画は面白いと感じるのか?」「なぜ私はこの曲がこんなに好きなのか?」「なぜこの演奏者を好きだと思うのか?」単純に「良いものは良い」で済ませずに、そこで思考すること。その「事象」のコアとなる部分を抽出し、それを別のものに当てはめることで新しいアイデアを生み出そうとする試みです。特に芸術というものは、「良いものは良い」とか、「好きなものは好き」のような直感的な閃きも大切ですが、そこから要素を抜き出して具体化させる作業は、その人の「幅を広げる」ことに繋がるのではないでしょうか。今の自分からは出てこないアイデアを求める人、新しいアプローチを探りたい人に役に立つ本です。

メモの魔力 -The MAGIC OF MEMOS-