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2022.10.06 オンラインレッスンはじめます

このessayのページでしばらく更新していましたが、
私は音名と階名を切り分けて、相対音感に注視するソルフェージュレッスンを行っています。

なぜ絶対音感ではなく、相対音感なのか。
それは、音楽が「音と音が相対的に結びついて人間の感覚に働きかけるもの」であり、絶対的な音の高さよりも、相対的な音の関係性の方がより重要視されるべきだからです。

例えばカラオケでキーを変えたとしましょう。
確かに雰囲気は変わりますが、キー変更によってその曲がその曲でなくなってしまうことはありません。
それは、音と音の関係性が保たれているからです。

音同士の関係性が保たれている限り、その音楽は本質を失いません。
そして、相対音感を訓練するソルフェージュとは、その本質を捉え、操れるようになるためのものだと考えています。

訓練のツールとして、「階名」を用います。
階名とは、音階につけられた名前を指します。言葉としては誰もが馴染みのあるであろう「ドレミ」を使用します。
ただし、ここでいう「ドレミ」は、特定の高さの音を指しません。

どのような高さの音でも「ド」と定義します。そしてそこから、音を連ねていく訓練をします。
巷では「移動ド」と呼ばれることが多い手法です。

レベルは受講生に合わせて対応します。
こういった練習が全く初めての人は、まずは歌い真似から始めて、次第に頭の中に「音階」を構築出来るように訓練していきます。
同時に、さまざまな楽譜を用いて「移動ドで音楽を読み取る方法」を学んでいきます。
合わせてリズムの読み取りも訓練します。

レッスンの第一目標は、
・自分で楽譜を読んで音を取ることが出来るようになることです。
これが出来るようになれば、自分のペースで新しい曲を好きなように勉強することが出来ます。

音大受験準備等は現時点ではオンラインではお引き受けしない予定です。
受験生であったとしても、それとは別にレッスンを受けたい、という場合はもちろんOKです。

企画自体立ち上げたばかりなので、とりあえずにはなりますが、
レベル関係なく、料金は一律、30分1,500円、支払い方法はPayPayを使用する予定です。
基本的には一回ずつのお約束ということで、1回だけやってみたいも全然OKですし、やってみてから続けるか決めるもOKです。
おそらく私の都合で、毎週特定の時間にお約束することは難しいような気がします。

レッスンにはZoomを使用します。
画面に資料を写して使用することもありますので、スマートフォンよりもタブレット端末やPCから接続できた方が便利ではあるかと思います。

課題はまずは私が作成したものを使用しますので、準備いただくものはありません。
プリントアウト出来るようでしたら資料をお送りしますので、手元に印刷していただけると便利かと思います。
定期的にある程度の期間レッスンを希望される場合は課題集を購入していただいた方がメリットが大きいので、その際にご案内します。

レッスンの希望、質問などあればホームページの上にあるmessageからご連絡ください。
質問いただいたものやレッスンの様子など、追記できるものがあればまたここに追記していきます。